不採用通知とそれから

はじめての採用試験から数週間後に不採用通知が届きました。

まあ、そんなこったろうと思っていたので、少し残念なくらいでした。

逃がした魚は大きいぞと。

この時期はまだ転職活動の進め方を把握できてなかったように思います。

登録したサイトからたまたまオファーがあれば、それに対してリアクションするだけでした。

最初のがダメだったことから、少し焦りも出てきたんでしょう。

早く転職先決めたいという思いもありました。

そこで、自分から求人を見つけては応募することにしました。

活用したのは日本最大級の転職サイトことエンジャパンさん。

検索すると希望の職種の求人が出るわ出るわ。

こんなけあればどっか採用決まるだろうと楽観視しながら、手当たり次第応募することにしました。

第2ステージの始まりを迎えるわけです。

試験当日

面接の日がやって来ました。

期待を抱きつつもなんの努力もしてこなかった。

その事を一番自分が理解していました。

「今を戦わないものに、次や未来を語る資格はない。」

イタリアのサッカー選手、ロベルト・バッジョの言葉です。

まさにその通りなんです。

逃げれるもんなら逃げたい。

でも、とりあえずその日が来たので面接を受けないと。

求人先企業に指定された時間が夕方でした。

後から考えれば、その日仕事を休めば良かったんですが、午後半休を取得する事にしました。

朝起きていつも通りだらしくない過ごしてたら遅刻しそうになったので慌てて自宅を出る事に。

髭剃ってない事に自宅を出た後に気付いた次第です。

午後過ぎまで仕事しましたが、気が気でなくこんな事なら休めば良かったと思いました。

前職の職場から非常に近い場所に求人企業の本社がありました。

と言うか以前普通に行ったことのあるビルでした。

ビルのほとんどのフロアが求人企業関連の会社。

立派なもんです。

会場に行ったらまさに企業の受付けって感じの受付けに行き、面接の旨申し述べました。

控室に案内され待機。

なんとも言えない緊張感がありました。

ここで何か書類でも読んだりして本気度を示すべきなんでしょうが、今更感が強く特に何もせず待ってました。

程なくして呼ばれます。

面接は最初に専門面接でした。

採用する現場の責任者と、その上司の2人が面接官でした。

あんまり良く覚えてませんが、趣味を聞かれてプロレスと応えたのは忘れません。

面接官の1人もプロレス好きで、数日前も後楽園ホールに行ったって話を聞かされました。

専門性とは何ら関係ありませんが、プロレスの話で盛り上がったのがやたら印象的でした。

続いて人事面接でした。

いかにも出来るよって感じのサラリーマン君1人が面接官。

なんかこいつに色々聞かれてるのがいけ好かなかった記憶があります。

話も何か噛み合わないなと言う雰囲気のまま終わりました。

おまけに自分髭剃ってないし、こういうの絶対アウトなんだろうなと思ってました。

もうこの辺りでぐったりだったのですが、更に筆記試験。

ひたすら隣の数字を足し算するってやつでした。

この手の単純計算問題はかなり得意な方でして、小学生の時には担任の先生に驚かれるくらい計算が早かったのです。

しかし、疲れと、こんなくだらん単純作業を延々とやらされることに早く終わってくれ〜と心で願っていました。

40分程計算し続けてフィニッシュ。

筆記試験終了でその日の試験は終了。

まあ、何ら対策を立てずに臨んだ割には何となくやれたし、プロレスの話で盛り上がったので、もしかしたら2次試験呼ばれるかなと淡すぎる期待を抱きながら帰宅しました。

面接までの過ごし方(後悔編)

結局、面接が決まった後、特に対策を練ることもありませんでした。

今から思えばやることはたくさんあったはずです。

・面接対策の本を買って読む

・SPIの問題集を買って解く

・人事面接について調べる

などなど

ただいたずらに不安な気持ちを募らせて、やるべきことは何もしてませんでした。

せっかく重い腰を上げて転職活動をスタートし、幸いにも名のある企業の書類審査に通ったにもかかわらずです。

本当にもったいないことをしたなと思います。

こういう不安な時にどれだけ行動できるか。

これが人生を左右するんだろうなと思います。

その行動が目先の目的に例え届かなくても、そこでの行動は積み重なって次の機会に役に立つはずですから。

書類審査の結果

ワンクリック応募の後、しばらくしてメッセージが届きました。

「残念ですが…」みたいな内容かと思いきや、書類審査に通過したので面接に来て欲しいと。

あんな気楽に応募して、何もせずに書類審査に通ったことにまず驚きでした。

しかも候補日が挙げられており、どの日に来れますかと。

確かゴールデンウィーク明けくらいに設定されていたと記憶してます。

試験は、筆記(SPI)と面接(人事と専門)。

これまで就職試験なんて受けたことなかったので、とにかく急に不安に襲われました。

「どうしょう。」

返信するのやめようかなと思いましたが、とりあえず希望日を回答することにしました。

ワンクリックで応募

複数の転職サイトに登録後しばらくは、仕事から戻るとサイトを眺めてました。

どうしても転職したいって気持ちも強かったんだと思います。

半ば趣味みたくなってました。

また、サイトの作りも良くできたものです。

登録情報にマッチする求人を抽出して表示してくれるようになってます。

表示された候補の中に、たまたま自分でも名前を知っている某企業の名がありました。

募集ポジションは希望のものとは若干異なり点ありましたが、企業名には惹かれました。

また、幸か不幸か「応募」ボタンなるものが設定されてました。

まあ、まだどこの求人にも応募したこともないし、とりあえず経験積まないとなと思いました。

で、ダメ元で「応募」ボタンを押してみました。

続いて何か手続き必要なのかなと思ったらそれだけでした。

Amazonの1-Click設定で買い物する感覚で、企業に応募できちゃったのです。

どうせ応募しても音沙汰もないんだろうと、冷めた気持ちでした。

スカウト続編

企業からのスカウトに続きヘッドハンターからのスカウトも届きました。

ヘッドハンターは、自身が抱えている求人案件にふさわしそうな転職希望者を見つけてコンタクトを取り、効率的に転職を成約させようとするわけです。

言うなれば登録情報がヘッドハンターのお眼鏡にかなったわけです。

また、同じ頃、某有名コンサルティング会社M社から、興味があるか?との問い合わせも届きました。

様々な背景の人に広くコンタクトを取っていると思いますが、名のある会社から登録して直ぐに連絡が届き正直嬉しかったです。

待ってても企業やヘッドハンターからスカウトが届くってことは転職活動なんて割と楽なもんなんだろうなと楽観視しました。

本当、転職活動のこと何も分かってなかったんです。

もうしばらく浮かれた気分は続きますが、そこから長いトンネルに突入することになるんです。

スカウト

登録してしばらくしたらスカウトが届きました。

企業からのスカウトです。

この企業は、中部地方の非上場会社でした。

聞けばわかる名のある企業に原料を提供しています。

近年知的財産を重要視するようになり、取組みを強化する目的で今回人材を募集されていました。

転職を始めた当初は都内近郊の会社に転職できればなという思いがありました。

また、個人消費者に届く、技術水準の高い製品に携わりたいと思っていました。

一方、この会社は消費者に直接届く製品を自社で製造してるわけではなく、また、技術水準もあまり高いとは思えませんでした。

加えて給与面も大したことがなく、魅力的なオファーだとは感じませんでした。

自分を物凄く評価してもらえて、年収もグンっと上がる。それでいて仕事への裁量や能力を発揮する機会が与えられるような理想のスカウトではありませんでした。

しかし、とりあえず小石でも投げれば波は立つことを実感できました。

とりあえずこのスカウトには返事せずに放置することにしました。

サイトに登録

はじめの第一歩として転職サイトを検索したのですが、まあ、色々と出て来ます。

数ある候補の中から、名前聞いた事がある巨大な転職ポータルサイト、何か待遇良さそうな求人を紹介してもらえそうなエージェント、希望の職種を専門的に扱ってるエージェント等を選びました。

この段階では希望に満ち溢れています。

「あーどんな会社に転職するんだほう?」なんて。

しかし、検索して終わりじゃないんです。

ここから個別に登録して行く必要があります。

メールアドレスとパスワードだけ登録して、求人紹介して貰えるわけじゃありません。

過去の職歴、保有資格、語学力、希望職種、自己PR等を書くのがかなり辛い作業でした。

これらの情報を記載する段階になって、今更ながら資格を取っておけば良かっただの、英語もっと勉強しときゃ良かっただの後悔し始めました。

また、魅力的な自己PRにするにはどうすれば良いのか悩む事になりました。

時間掛ければもっと良い自己PR等が書けるんじゃないかと思いました。

数ヶ月先の試験で受けて資格取ってから登録しようかなどとも考えました。

しかし、ここでスタートを切らねば数ヶ月先も何らかの理由を付けて先延ばしすることになると思ったのです。

まずは自分が納得できない未完成な内容だろうが、登録しないと先に進めない。

そうしないと求人も紹介してもらえない。

また、登録内容なんて適宜修正可能です。

やりながら必要に応じて修正したら良いだけで。

どうしても現状打破したいなら今登録するしかないと考え、大して魅力的に映らない情報を登録しました。

はじめの一歩

転職する事に決めたのですが、転職しょうと思ったのは何も1回だけじゃありません。

過去にも何となく転職したいなと考えたことはありました。

でも、そのうちとか何とかダラダラしててまともに行動に移して無かったんです。

行動が重かったのには訳があります。

自分自身、過去にまともに就職活動自体した事が無かったんです。

研究者やってた頃は指導教官の先生との口約束みたいなので採用され、前職も学内の就職支援窓口を介して見学に行ったら採用され。

自分で履歴書送って求人に応募したこともなければ、採用面接らしいものも経験したことがなかったんです。

なので、転職するって言っても仕事を見つけるまでのプロセスがよくわからなかったんです。

いわゆる面接対策とか難しいのかなと不安がったり、その一方で、これまでのキャリアを高く買ってくれる企業が現れてすんなり決まるんじゃないかと甘い期待を抱いたり。

でも、もう転職すると固く決めていたので、とにかく出来ることから始める事にしました。

まずは、転職サイトに登録です。

手当たり次第登録するぞと意気込んで、転職サイトの検索から始めました。

環境変えるのが一番

新しい職場に入社して明日で1週間。

入社前に抱いていた不安は払拭できそうです。

不安というと、

・住むとこも変えたし、

・過去にメーカーに勤務したことなかったし、

・今まで扱ったことのない技術分野だし、

・そもそも実力的に通用するのか?

ってことがぱっと思い浮かぶかもしれないですが、

これらのことは特に気にしていませんでした。

今まで住むとこ転々としてきたし、

メーカーでこそやりたいことがあったし、

今までも扱ったことのない技術分野の仕事ばかりしてきたし、

実力的に通用しないなんてそもそも考えてなかったのです。

じゃあ何が不安だったのか?

・始業時間

・集中力

の2点です。

始業時間が8時30分。

家から会社まで約1時間20分。

しかも通勤で使う電車の本数が1時間に一本とか二本しかなく。

始業時間に間に合うには遅くても7時10分の電車に乗らないといけません。

転職する前は会社の近くに住みながらも、11時のコアタイムに遅刻することもある状態。

早く起きれるのか?

これが最大の不安でした。

しかし、いざ早起きしないとなるとやれちゃうもので。

ギリギリ5時代に起きて、6時30分の電車で通勤してます。

さらには、集中力が継続するのか?

以前はついついスマホいじったり、ネットサーフィンしたりとダラダラしてたのですが、現在は携帯端末は持ち込み不可なのでロッカーに置きっ放しです。

めっちゃ集中して仕事してます。

転職前に抱いた不安はいとも簡単に払拭できてしまいました。

心配する前に、違う環境に飛び込んでみる。

そこでとにかく頑張ってみる。

そしたら意外と出来ちゃったということです。

大きく環境変わる際の不安、

それは自分の頭が勝手に生み出したもの。

やれば出来る!

なので、やりたいことがあるなら、気持ちを楽にして挑戦して欲しいです。