40歳からの学び

日経ビジネス12月18日号p18の記事より。

40歳代の学び直しの一例として、データサイエンティスト養成講座が取り上げられていました。

AIやIoTを活用する第4次産業革命でも活きる技術を学びたいニーズも強いのでしょう。

20代後半から30代前半の若手に混じって、40代の方が約3割ほど受講しているようです。

ちょうど同じ世代のことですので、身近に感じました。

将来的にAIやIoTの基礎知識を身に付けていないとついていけなくなる可能性が高いです。

また、1つの仕事で定年まで働くことが困難になりつつありますので、異なる技術を身に付けたいと考えるのも当然です。

それ故にこれからデータサイエンティスト養成講座等、これまでのキャリアや専門分野と異なることを学ぶ方が増えるでしょう。

とは言え、”技”を身に付けることが大事ではなく、「なぜその”技”を身に付けるのか?」と、その考えに至るまでの過程を大切にしたいですね。

単なる”技”として小手先の技術を学ぶのか、”技”のその先にあるビジョンのために学んだ技術を利用するのか。

この違いです。

いずれ”技”は一般化します。

”技”で他人と差をつけるのも1つですが、過当競争に陥ります。

それよりも、なぜその”技”に至ったかを自分で考え続ければ、その考える力は磨かれ続けます。

そして、いずれ独自性を有します。

自分で考え、判断し、行動する。

このサイクルを繰り返すことが、どんな時代だろうが必要とされる人材になる唯一の方法だと考えています。