転職活動とヒッチハイク

しばらく転職活動期のことを書いていきます。

昨年のゴールデンウィークあたりから年末頃までの約半年間転職活動をしてました。

早々に転職先が決まると期待しながら全く上手くいかない日々が続きました。

40歳過ぎると転職市場では価値が無くなってきます。

おまけに企業の中でもかなりマイナーな職種を希望していました。

書類審査で落ち続け、なかなか面接までたどり着きませんでした。

諦めずに行動すると、面接が決まるようになりました。

しかし、面接が決まっても面接で不採用になることを繰り返しました。

途中何度も挫けそうになりました。

でも、最終的には何とか今の会社から内定を貰えることになりました。

この挫けそうになった時、なぜ続けられたのか?

それは、ある法則を利用したのです。

はい、ヒッチハイクの経験から得た成功法則です。

この法則と当時の自分の立ち位置を何度も比較し、ゴールを見失うことなく、耐えつつも行動し続けることができました。

これからしばらくはヒッチハイクから得た成功法則を、どのように転職活動に活かしたのか書き記したいと思います。

5年日記で業務日報

2年前の2015年から5年日記で業務日報をつけてます。

5年日記とは?

1ページに5年分の同じ日の日記を書くものです。

似たようなのに3年日記や10年日記ってのもあります。

一例はこちら。

アピカ日記帳 5年日記横書き A5 日付け表示あり D304

仕事に停滞感を感じていた時、このまま来年も再来年も同じことを繰り返していたら不味いなと感じたことがきっかけで始めました。

来年の今日は今よりもっと質の高い仕事をしてるかどうなのか確認出来ると思ったんです。

1ページに5年分記載するわけですから、1日あたり数行程度のスペースしかありません。

なので簡単な記載にしてます。

その日1日の始めに、今日やる予定の仕事をリストアップ。

着手したらチェック、完遂したら「終了」のハンコ押す程度。

もちろん1日たりとも休まなかったわけじゃありません。

結構な単位で記載が抜けてたりもします。

でも、どういう時に記入すらしなくなるのか、仕事のリズムとかを後から俯瞰するのにも使えます。

で、数日前に記入してたら、丁度1年前の同じに出張してたことに気付きました。

大したことではありませんが、なんか微笑ましかったです。

わたくしは仕事で5年日記をつけてますが、プライベートでもつけようかなと思ってます。

去年や一昨年の同じ日の予定を見返すことで、友達の誕生日や記念すべき日を思い出すかもしれません。

もしよければ5年日記つけてみてください。

環境変えるのが一番

新しい職場に入社して明日で1週間。

入社前に抱いていた不安は払拭できそうです。

不安というと、

・住むとこも変えたし、

・過去にメーカーに勤務したことなかったし、

・今まで扱ったことのない技術分野だし、

・そもそも実力的に通用するのか?

ってことがぱっと思い浮かぶかもしれないですが、

これらのことは特に気にしていませんでした。

今まで住むとこ転々としてきたし、

メーカーでこそやりたいことがあったし、

今までも扱ったことのない技術分野の仕事ばかりしてきたし、

実力的に通用しないなんてそもそも考えてなかったのです。

じゃあ何が不安だったのか?

・始業時間

・集中力

の2点です。

始業時間が8時30分。

家から会社まで約1時間20分。

しかも通勤で使う電車の本数が1時間に一本とか二本しかなく。

始業時間に間に合うには遅くても7時10分の電車に乗らないといけません。

転職する前は会社の近くに住みながらも、11時のコアタイムに遅刻することもある状態。

早く起きれるのか?

これが最大の不安でした。

しかし、いざ早起きしないとなるとやれちゃうもので。

ギリギリ5時代に起きて、6時30分の電車で通勤してます。

さらには、集中力が継続するのか?

以前はついついスマホいじったり、ネットサーフィンしたりとダラダラしてたのですが、現在は携帯端末は持ち込み不可なのでロッカーに置きっ放しです。

めっちゃ集中して仕事してます。

転職前に抱いた不安はいとも簡単に払拭できてしまいました。

心配する前に、違う環境に飛び込んでみる。

そこでとにかく頑張ってみる。

そしたら意外と出来ちゃったということです。

大きく環境変わる際の不安、

それは自分の頭が勝手に生み出したもの。

やれば出来る!

なので、やりたいことがあるなら、気持ちを楽にして挑戦して欲しいです。

40歳からの学び

日経ビジネス12月18日号p18の記事より。

40歳代の学び直しの一例として、データサイエンティスト養成講座が取り上げられていました。

AIやIoTを活用する第4次産業革命でも活きる技術を学びたいニーズも強いのでしょう。

20代後半から30代前半の若手に混じって、40代の方が約3割ほど受講しているようです。

ちょうど同じ世代のことですので、身近に感じました。

将来的にAIやIoTの基礎知識を身に付けていないとついていけなくなる可能性が高いです。

また、1つの仕事で定年まで働くことが困難になりつつありますので、異なる技術を身に付けたいと考えるのも当然です。

それ故にこれからデータサイエンティスト養成講座等、これまでのキャリアや専門分野と異なることを学ぶ方が増えるでしょう。

とは言え、”技”を身に付けることが大事ではなく、「なぜその”技”を身に付けるのか?」と、その考えに至るまでの過程を大切にしたいですね。

単なる”技”として小手先の技術を学ぶのか、”技”のその先にあるビジョンのために学んだ技術を利用するのか。

この違いです。

いずれ”技”は一般化します。

”技”で他人と差をつけるのも1つですが、過当競争に陥ります。

それよりも、なぜその”技”に至ったかを自分で考え続ければ、その考える力は磨かれ続けます。

そして、いずれ独自性を有します。

自分で考え、判断し、行動する。

このサイクルを繰り返すことが、どんな時代だろうが必要とされる人材になる唯一の方法だと考えています。