行動に移すと言ってもなかなか簡単ではありません。
どうしてもやりたいんだ!と思えることならまだしも、義務としてやらないといけない場合ですらギリギリまで行動に移せなかったりします。
ましてや特にそこまでやりたいと思えるようなことでもない場合、尚更です。
わたくしは、当初ヒッチハイクをどうしてもやりたいと思っていたわけではありませんでした。
むしろ、当日になって、ヒッチハイクするのは正直面倒だなとすら思いました。ここだけの話、やめようかなって思いました。
ではなぜ、あの時、自分はヒッチハイクの旅に出ることができたのか?
それは、周りに宣言していたからだと思います。
ヒッチハイクの旅に出る前に、会社の人にヒッチハイクすることを宣言していました。
更には、ヒッチハイクから帰還した際には、ヒッチハイクの報告会まで開いてもらえることになっていたのです。
ですので、ヒッチハイクをやらないといけない状態に追い込まれていました。
言うなれば、宣言したから、しぶしぶではありますが出発することができました。
また、ヒッチハイクの途中でやめたいと思ったときがありました。
でも、そのようなとき報告会のことを考えるとやりきらないといけないという思いになり、続けることができました。
良い意味で圧力となったんです。
その点では、まわりに宣言するって意味はあるんだなと思います。
なお、あまり何でもかんでも宣言してしまうと、後々自分の首を絞めることになりかねないので、注意が必要です。